トマトソース

姉夫婦と親戚が、まもなくスイスにやってきます。
二週間後と迫りました。

その時に、ぜひ食べてもらいたい料理があります。

トマトパスタです。

こちらに来て、生まれて初めて家庭菜園を体験して作ったトマトソースに感動。

それ以来、市販のトマトソースが食べられなくなるぐらい好きになりました。

スイスでは、今ぐらいの時期に

大量に作り冷凍保存します。

今日は、義母の台所を借りて

トマトソース作りに専念しました。

最近肌寒い日が続いていたので、赤く熟すトマトが少なかったので、

イタリアの知人が里帰りした帰りに

イタリアントマトを買ってきてもらうよう頼んでおきました。



香草類、セロリ、長ネギ、バジルは

義母の庭から。

10リットルのナベに、たっぷり材料が入ってから、ニンニク一個、ローリエ4枚、ナツメグ4個、玉ねぎ3個を放り込みゆっくり煮込むこと3時間。

濾し器で、丁寧に濾す。
1時間ぐらいかかりました。


最後に、煮詰めること30分。


出来上がり。

姉夫婦達は、ぶどう摘みの手伝いにやってきます。

畑で精を出し、お腹が空くはず。

ぜひ食べてもらいたいです。

自転車見つかる

今週水曜日に、初めてヌーシャテル警察署に出かけました。

いつも遊んでいる公園で息子が乗っていた自転車が月曜日に失くなってしまったからです。

遊びに夢中で、気がついたら家に乗って行ってしまったのかもしれないのでしばらく様子を見ましたが、自転車はもどってきませんでした。

警察署では、いつ、どこで、失くなってしまったかを説明しました。

盗難届けを担当したポリスも、盗むつもりで乗って帰ったのではないと思うから、しばらくその公園に遊びに行き続けなさいと言われ警察署を後にしました。

そして、土曜日の今日。

息子が公園から自転車に乗って帰ってきました。


警察にこのことを報告して一件落着。

見つかってホッとしました。
しかし、自分の物ではないものを、勝手にもって帰ることはいけないことがわかる年頃。

いくらなんでも6日間も戻さないなんて、その子の親の顔を見てみたいと

モヤモヤしている私でした。

雨ばかり

今年は、ヨーロッパ全土で、雨が多いようです。

6月に入って晴れた日は、ほとんどありません。

アパートの庭の雑草も、刈っても刈ってもよく伸びます。

昨日1か月ぶりに、雑草をむしっていたら草むらの影で、でっかいネズミが死んでいました。

日本でいうハツカネズミは、よく見かけますが、体長30センチもある野ネズミは、初めて見ました。

きっと夜のうちに、猫が食べてくれるだろうと思っていたのですが、今朝もまだいました。

触りたくないけど、穴を掘って埋めることにしました。

東洋と西洋の文化の違い

3月25日から始まった春休みも

今日で最終日となりました。

朝からとても良い天気だったので、

冬の間、物置にしまっておいた

鹿おどしを出してみました。

半年ぶりに聞く、あの独特な音。

カコーン、カコーン。

家中の窓を開けて、これぞ日本の

侘び寂びだ〜と酔いしれていたのも

つかの間。

上の階に住むスイス人が、

「  日曜日なので、静かにしてもらえない?

うるさいんだけど💢 」って

苦情を受けてしまいました。

去年、同じ人から風邪をひいて
具合が悪いので止めてもらえませんか?

と控えめな苦情が、今回は本音をぶつけられて撃沈⤵︎⤵︎

  
西洋と東洋の文化の違いだから

仕方がないよ。と友人はいってくれました。

せっかくスイス人の主人が、作ってくれたのに、とても残念。

上の住人は、大学生。

週末以外、日中はいないので

不在の時に鹿おどしを作動させて

見ようと思います。

Transhumance 2016

今日は、1日長い2月29日です。

うるう年なので4年ぶりにやってくる日。

この間新年を迎えた思いきや、あっと言う間に2月も終わりに。

先週の日曜日は、春がやってきた!?と思わせるような穏やか日和でした。

そんな日に、私は珍しいイベントに参加して来ました。

フランス語で、transhumance.

日本語に訳すと、移動牧畜。

寒い冬の間、ぶどう畑で仕事をしていた羊、およそ500匹がぶどうの芽が出始めるこの時期に、羊小屋に戻されます。 

    
 その様子を生で見ることができました。

義父の友人が羊飼いなので、私も少しお手伝いしてきました。

羊500匹以外に、ロバ(重い荷物を運ぶ為)、牧羊犬3匹がいました。

   
    
 
移動距離は、約2キロ。

寄り道しなければ、あっと言う間に終わりますが、今年は時間がかかるということをあらかじめ聞かされていました。

理由は、1〜2日前に生まれた子羊が数匹いる為。
まだ歩き方がおぼつかない赤ちゃん羊。体力の消耗が激しいから

ゆっくり休ませながら移動させることになりました。
   

    
 
天気も良かったので、道路を無事横断した後は、ゆっくり広いぶどう畑で

草を食んでもらいその間、赤ちゃん羊も休ませたりしました。

私達も、その間ポカポカ陽気の陽だまりの下で、アペロから昼食へ。

   
    
    
    
    
 
昼食は、チーズフォンデュでした。

ヌーシャテル湖のバックには、アルプス山脈が。

なだらかなぶどう畑の斜面には羊や ロバ。牧羊犬が。
    
    
   
   
  

食後、移動開始。

   

 足並み揃えて歩かない赤ちゃん羊に威嚇する犬。また牧羊犬に威嚇仕返す母羊を途中で保護をして先に車で

移動するハプニングもありました。

   
    
   
 
再び移動。

   
    
    
    
  
次回この羊さん達は、雪が解けた山の上で放牧されるようです。

その時は、トラックに乗せられるので移動はスムーズだそうです。

防災サイレンテスト

スイスでは、毎年2月の第一水曜日に

防災サイレンが、いざという時に鳴るかどうか一斉にテストをするのが習わしとなっています。

スイス人は、この音を聞くとああ、一年が経ったんだ〜としみじみ思いにふけるそうです。

主人が、前日の夜のニュースを見ていた時に、その事を私に知らせてくれました。

でも私は、ここにきてもう2月を数回過ごしているのに、そんなのあった??

という始末。

聞けば思い出すよ。と言われて

13時半から14時

 

防災サイレンのテスト

ここ

毎年2月の第一水曜日、13時半〜14時に、防災音が、いざという時に鳴るかどうかのテストをスイス全体で行います。

スイス人は、この音を聞くと

ああ〜一年が経ったんだとしみじみと

思いにふけるようです。

前夜のニュースで、主人がその事を

私に知らせてくれました。

もうスイスにきて、数回2月を過ごしているのになぜでしょう。私は、全くそれが記憶にないのです。
サイレン聞けば思い出すよ〜と言われて聞いてみました。

やっぱり思い出せませんでした。

もしかしたら、家の中にいたから聞こえなかったかも?

と、締め切った家の中で聞いてみました。

やはり家の中でもよく聞こえました。

スイスに来て7年目。

この防災訓練デ〜を初めて知った私でした。(涙)

蜘蛛に噛まれた。

2016年に入って早くもひと月が

経とうとしています。

スイスは、今年の冬は暖冬と思いきや、日本でも東京に雪が降ってホームに辿り着くのに数時間かかったというニュースが流れた頃、こちらでも雪が降りました。

でも、寒いと思ったのもつかの間、また暖かく穏やかな天気が続いています。

さて私は、こんな体験をしました。

雪がまもなく降るというニュースを聞いたので、しばらく履いていなかったスノーブーツを、アパートの地下にある物置から取り出し履きました。

履いたその夜、人生で初めてというぐらいの激しいかゆみに襲われました。

かゆみ止めを塗っても、治らず、恐怖に念をかられる思いで翌日を迎えました。

脚の甲は膨れあがり、体液が滲み溢れる状態。

近くの病院へ駆け込みました。

緊急で駆け込みので、待ち時間はわかりません。ホームドクターがいれば予約を入れたらすぐに診てくれるのですが、3年前からみつからず、こういう時は、本当につらい。つらかったです。

診断の結果は、蜘蛛に噛まれ

アレルギー反応から痒みが出たと

いうことでした。

 
 甲の真ん中に見えるホクロみたいなのが、噛まれた痕。
 
 毒素を出す薬と、塗り薬を処方してもらいました。
夜中薬が切れると、あのおぞましい痒みに目を覚ますというのが数日続きましたが、おかげさまで、今は完治しています。 


   

さて、今回担当してくれた女医さんは難しい説明の時は英語で、懇切丁寧でとてもいい先生でした。
3年前に、かかりつけのドクターが定年退職されてから、いまに至るまでみつからず困っていました。

思い切って、先生に訪ねて見ると、

二つ返事でした。

これこそ、

災い転じて福となす。

始めは、スイスの蜘蛛を怨みましたが

ホームドクターを見つけてくれたので

許すことにしました。

初夫婦喧嘩!?

新年を迎えると、初詣 、初売り、初日の出、初夢、初笑いと、初がつく言葉に、日本の正月を感じます。

しかし、私は昨日主人と、些細なことで喧嘩をして2016年初?の夫婦喧嘩を

しました。本当にくだらないことです。

パスタを食べる時は、決まって3人分、250gを茹でています。

昨日は、なぜか7歳になった息子が大人顔負けの食べっぷりで、だんな様のお腹を満たすことが出来ませんでした。

「   ごめんね?もう少しパスタ茹でるから?     」と私がいうと、

「いいよ、パンがあるからグリュエールチーズで済ませるよ」と旦那様。

しかし、私はそれを買い忘れていました😥

「 いつも買っておけと、いってるのになんでわからない。😤そんなに難しいことをお願いしているか?💢」

といわれながら、待つこと15分でパスタが茹で上がりました。

食べ終わるころ、

「 別にチーズは塊のチーズでなくても薄っぺらいチーズでもいいから、ハムなんかも明日必ず買っておいて 」

そう言ってきた旦那様に、私は、ハムや、スライスチーズがあることをいいましたが、冷蔵庫を開けた時に、チーズは、チョコレートの横に、ハムは、買った鶏肉の下に置いていたから、気がつかなかったのです。

チョコレートなんてそもそも冷蔵庫に入れるもんじゃないなど、会話があらぬ方向に飛んでいってしまう始末。

最後は、私の憎まれ口で留めを刺し

旦那様は、食べた食器をひっくり返して台所からでて行きました。

いまも、ブログを打ちながらなんて愚かなバカップルなんだろうと、自分でも呆れています😭

でも、事の発端はパスタを多めに茹でなかったことや、グリュエールチーズを買ってなかった私がいけないのです。

日本人なら、冷蔵庫に

梅干しや漬物など保存食を必ず入れいるようにスイスでは、ハムやチーズ、ソーセージを常備しています。

今日近所の、スーパーへ出かけ

早速補充しておきました。