なんちゃってカフェ・ドゥ・パリ・ソース

昨日の夕方、雪が少し降りました。

そして今朝は、摂氏ゼロ。


今日は、外に出たくなかったので

カフェ・ド・パリ・ソースを作りました。

ソースといっても、ステーキなどお肉をグリルした時に、添えられる固形のバター。

私が嫁いだムステル家では、

毎年行者ニンニク ( スイスハーブ)をたっぷり入れて冷凍保存します。

作り方はいたって簡単。


行者ニンニクの茎の部分をとり

葉っぱの部分をみじん切りにします。


フードプロセッサーより

手動の方が、香りが長持ちするそうです。


常温に戻しておいたバターに、

岩塩、お好みの香辛料を加え


さらに我が家ではマジーを加えます。

最後に、行者ニンニクを加えて出来上がり。




サランラップでソーセージのように包んで保存します。

この彩りを見ていると、とても心が癒されます。

行者ニンニク

スイスでは毎年この時期に雑草をカットするのは恒例行事となっています。
昨日は、家族全員でお庭掃除をしました。

さて、主人が私を裏庭から突然呼びました。

「 見てごらん。こんなにいっぱい。

なんだと思う? 」

それは行者ニンニクで、スイスでは、春を告げる山菜でした。

私はこの山菜を餃子に入れるのが大好き。

毎年春になると、近所の森に出かけたり、義理両親の家からおすそ分けしてもらったりしていました。

私は、宝くじに大当たりしたような気分でいっぱいになりました。

最近いやなことばかり続き、日本に帰りたくてしかたがなかったのですが、一気に元気になりました。


主人曰く、左側の庭に行者ニンニクが生えているので、コンクリートの歩道の地面をくぐり抜けて、うちのアパートまで伸びてきた可能性があるといってました。

今年から我がアパートの一員となりました。

早速、夕食は行者ニンニク入りフォンデュにしました。

もちろん味は、格別でした。